2005/12/17

COLLATERAL



劇場で見たかった作品ですが、気がついたらDVDリストに入ってました・・。
なのであまり期待せずに見たのですが、まあまあ楽しませてくれました。
話の展開は途中から推測が容易なほどシンプルですが、最後はもすこしがんばろーよといった感じです。
プロフェッショナルな殺し屋を演じるトム(ヴィンセント)はかなりクールです。僕が思うに2回ほど確実にこれで死んだな・・と思うシーンがあったのですが、見事に全然なんともないのです。ヴィンセントとタクシーの運転手マックスとの出会いがきっかけとなり話が進んでいくのですが見終わった後タイトルの「COLLATERAL」を辞書で引くと少し笑えます。担保物件ですから・・・。作品の中ではもう少し上手く翻訳されていましたが。ヴィンセントとマックスは全く違う領域で生きているのですが、途中でそれが交差します。僕の今の状況はマックスのなんとなく将来を妄想する姿にダブります。そこにパスパスとまるで違う考え方を投げつけてくるヴィンセント。良い刺激になりました。因みに、以前僕も最後のあがきだと髪の毛をトムと同じashにした事がありますが、これが結構大変で、すぐに金髪になってしまうのです。髪の毛には良くない行為です・・・

2005/12/09

Mr.&Mrs.Smith



楽しみにしていた作品で、早速見てきました。

ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーというハリウッドを代表するトップスターの競演が
まずは注目すべき点でしょう。
内容も、お互いがスパイ(殺し屋かな)の身分を偽って結婚生活をおくるも、
ある時気がついてみると実はお互いがtargetであり、互いに命を狙い合う関係に・・・って感じの
キャッチーなもので、わかりやすい作品です。

お互いが夫婦からtargetになるまでは見る前から明かにされているストーリーなので、
話が進むにつれその後どう締めくくるの?ってのがポイントでしたが、まあまあそうなんだ、
ふーん・・・って感じです。

程よいジョークもあり、アクションも結構ラフで派手なので適当に見れます。

でも、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが出演していなければ
もっとふーーーんっていった感じになっちゃってたと思います。

ポップコーンmovieです。あくまでも。でも嫌いじゃありません。微妙・・・

2005/12/04

melancholy

思い返せば、ここしばらくは「憂鬱」な気分になる事はなかったのだが
今週はずっとこいつに付きまとわれた。気分の落ち込みと似ているので
最近はずっと医者にもそう表現していたのだけど、今回のfeeling は
あえて「憂鬱」だった。

何事にも前向きではないし、現実から逃げたくなるし、物事上手くいかないし。
週末は寒くもなってより一層気分を暗くさせられた。

何もできないので、何もせず何も考えられないので何も考えず、
ずっと、ずっと眠る。
でも快眠はできない。
眠りも浅く何度も目を覚ますし、途中覚醒する時もあって家飛び出すし。
昔のように記憶がなくなる事は無くなったので、途中我に返り無事戻ってきたけど、
朝の4時にどこへいこうとしてたんだろう。僕は。

家庭にも、職場にもストレスを感じる事は多々ある。

自分のした行動に嫌気がさし、それでまた自分を責めて塞ぎ込んで。

はやくやり過ごしたい。もすこし辛抱していれば抜け出せるだろうか・・・
淡い期待を胸に早めに一日を終わらせよう。

2005/12/01

scenery


例年より少し早いが、年末ジャンボを買いに行った。
平日で特に日が良い訳でもなかったのだが、チャンスセンターでは
相変わらず長蛇の列ができていた。恒例の風景だ。
皆何を期待して求めるのだろう?
僕も自分の目的(当たったときの使途)が明確な訳ではないが、
あーでもないこーでもないと、入眠剤を飲んで意識が朦朧とする中
シュミレーションする事が好きなようだ。。
僕は毎回ばらと連番を10枚ずつしか買わないのだが、
何故か僕の前後の人は毎年恐ろしい数を買っている。束、束、束。
そんなに買ってもいっしょだよーなんて思いながらも少し羨ましい。



先日復職してから2度目となる、セミナーへ参加をしてみた。
内容はRSS関連で非常に興味深いものがあって、刺激をたくさん受けた。
2~3ほど新しいビジネスのアイデアを思いつき、ワクワクしながら
会場の表参道から足早にオフィスのある青山一丁目まで歩い
て帰った。
歩くと少し距離があるけど、体調も気分も天気よかったので歩いて帰ってみた。
会社のほど近くの交差点にさしかかった時、皆が一斉にカメラを向けているスポットがあった。
なんで一緒にとってみた。
とても爽快な景観だったのだけど、写真では上手く表れてないな。。。
てきとーに撮りすぎたかな、反省。

PROZAC NATION

私は「うつ依存症」の女



邦題がまたストレートなので、同じ病気を持つ身としては「これどーなの?」という感じがあって、
そうしたくもないのに目に入る存在であったのだが、今あえて「見よう」と思い見てみる事にした。
国、それから時代が少し違うせいか「うつ」のとらえ方に違いが見れた。
主人公の持つ「うつ」と僕がつきあっている「うつ」とは違う。ただ、持っている気質は同じだと思った。
彼女は家庭環境と、母親からの強く一歩的な導きに戸惑いを感じ、時にふさぎ込み、時に大きく乱れてしまう。
物事をすごく悲観的にとらえ、自分ではそうしたいのではないのに、思っている事と違う言動をしてしまう。
彼女の症状をちゃんと受け入れて、両親がちゃんと対応してあげないと絶対に治らない。
この作品の中では母親も精神的にきてしまっていて(ようにみれる)、おかれている環境としては最悪だ。
相対してみると、僕がおかれている環境は恵まれているのだと改めて思った。

「うつ」に依存するという事は受け入れがたいが、でもこの病気は受け入れてつきあっていくしかない。
そう自分で吹っ切れる事が必要だし、またそうできる為の周りの協力と環境が必要になる。
今は日本でもこの病気はちゃんと「病気」として認知されるようになった。確かにストレスフルな社会になって、
この病気に陥る可能性はとても高くなったが、上手く表現できないけど、認められた事によって
そこで逃げてしまう人も増えているのではと思う。現に通っている病院では患者の数が右肩上がりだ。

本当にそうである人と、そうでない人、このボーダー、実は非常に大きいと思っている。
「あー俺もここんとこずっとうつでさー、ま、でも皆にある事だししかたないよね」なんて会話を聞くと虫ずが走る。
そのボーダーは、きっとこっちの領域にきた人にしか確実には理解されないと思う。
そう決めつけるのは良くないが、残念だがこれは事実。
難しい問題だと心底思っている。