2008/03/22

last picture

いつも僕に素敵な写真をくれる彼女がいました。
いつも僕の心を見透かすように、僕の気持ちを表現した写真をくれる彼女がいました。
いつも僕と二人で出かけるときには必ずカメラを持って歩いてました。
いつも彼女はそのカメラでいろんな思い出を写真という形にして二人の共通の思い出を作ってくれました。
いつも僕はそっとその写真をみて、いろんな事を考えていました。
いつも僕はいつか写真で部屋いっぱいになるんじゃないかと心配したりしてました。

でも、これが最後の写真になりました。
彼女らしい写真です。

いつも僕は彼女の幸せを願う事でしょう。
いつも彼女は僕の幸せを願ってくれるでしょう。

彼女は僕に季節が変わる楽しみを教えてくれました。
季節が変わる事が、怖い事ではなくて素敵な事なんだと教えてくれました。

僕はようやくその意味がわかりました。

季節が変わる事で、時間ばかり過ぎていくことに恐れを覚えていた僕に、
季節が変わる事で様々な姿に変わる自然を楽しむ事を教えてくれました。

季節と一緒に、僕らも前に進まないといけません。

いつも僕は彼女と同じ道を歩んできました。
いつも彼女は僕の歩む先を教えてくれました。

いつも、いつも、そうやって僕らは時間を共にしてきました。

いつでも僕はその思い出を思い起こす事ができるでしょう。
僕が道に迷ったときは、その沢山の思い出と歩んできた道のりで、進むべき方向を知ることができるでしょう。

ありがとう。

いつも僕はそうやって空に向かって願う事でしょう。